マルセロ・バルベロ1世 1954年製が入荷しました。

[楽器情報]
マルセロ・バルベロ1世 製作 1954年 クラシックモデルです。名工の晩年の作になります。
表面板には数か所の割れ補修歴(指板両脇、サウンドホール高音側、駒板下縁からボトムにかけてそれぞれ一か所ずつ、すべて内側からパッチ補強処理が施されています)があり、セラックによる再塗装が施されておりその際にサウンドホール付近のキズもタッチアップが施されておりますがもともと深めのキズだったためその部分はやや色味が変わっています。そこから時間も経っており相応のキズは見られますが概ね良好な状態と言えます。駒板とサウンドホール間はこちらも経年によりやや凹みが生じていますが現状で安定しており、継続しての使用には問題ありません。横裏板は実に見事な中南米産ローズウッドを使用しており、こちらも経年相応といえる使用感はありますが割れなど補修歴はなく、傷も少なめなのできれいな印象です。ネック裏は表板と同様に過去に再塗装が施されており、部分的な摩耗はありますが全体的に演奏感覚に支障はありません。ネックとフレットの状態は良好です(フレットはおそらく過去に交換されています)。ネック形状は薄くラウンドのかかったコンパクトなDシェイプで、弦高値は3.0/4.0mm(1弦/6弦 12フレット、サドル余剰2.5~3.5mm)。糸巻は今回の入荷に併せてスペイン製フステーロのトーレスタイプに交換されています。ボディ重量は1.38㎏。