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1.はじめに

腱鞘炎からの脱出

-あきらめるのはまだ早い-

 私が左手に異常を感じたのはもう25年も前のことです。どうも動きが重い。あまり練習していないときだったので、当然、練習不足と思い、バランスの悪い無理な練習を課し、それが悪化を決定づけました。できるはずの部分ができない。得意な部分ができない。これは指がこわれたのではないか...そのときの苛立ちと憂鬱な気持ちは、言葉に表せるものではありません。それが今ごろになって、ほとんど全快と言ってよい状態にまで回復することに成功しました。おそらく、ギターを弾かれる方で、手をこわして演奏を断念された方は少なくないことでしょう。私はここで、自分の体験から、「あきらめることはない」ということを示したいと思います。もちろん、ここに述べることは研究結果ではありませんし、何も裏付けはありません。あくまで私の個人的な体験です。同じやり方を他の方が適用しても、良くなる保証がないばかりか、悪化させるかもしれません。どうぞこの点を十分留意された上でお読みいただきたいと思います。アウラの本山社長、鎌田店長には、私的な体験を述べる機会を与えていただきましたことに深謝いたします。


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