モデスト・ボレゲーロはマヌエル・ラミレスの工房で修行した製作家です。マヌエル・ラミレスの工房が閉鎖された後、家具工房を開いていたエルナンデスとアグアドは、ボレゲーロに工房の一部を貸すことになります。エルナンデスとアグアドがギター製作の道にはいったのはこのことがきっかけだったと言われています。このギターはボレゲーロの晩年の作で、多少傷みが見られますが、音質には素晴らしいものがあります。ラミレスIII世の工房で製作していたエンリケ・ボレゲーロは彼の息子にあたります。