2024年3月24日、ギターショップアウラ第一試奏室にて「Martin Fogel Guitar Concert ~Tokyo Revisited~」を開催いたしました。

スウェーデン出身のギタリストのマーティン・フォーゲル氏は、今回なんと10年以上振りの日本再来日とのこと。

今回のプログラムは、母国スウェーデンをはじめ、現在拠点を置いて活動しているイギリス、そして私達の馴染みのある日本にまつわる楽曲を計4本のギターを使い分けて演奏。
マーティン氏が奏でる音楽は、表現力が豊かでダイナミックな演奏で素晴らしいものでした。
プログラムの中には、マーティン氏が編曲したものや様々な奏法を使って演奏する現代曲もあり、楽しく、時にはうっとりするような聴き応えのあるプログラムでした。

【Martin Fogel Guitar Concert ~Tokyo Revisited~】

2024年3月24日 開演:15:00
場所:ギターショップアウラ 第一試奏室

<プログラム>
カタロニア民謡集 / ミゲル・リョベート     
早春賦 / 中田章・武満徹
愛のワルツ / ウルリック・ノイマン
ギターのためのソナタ / A.ホセ

Yozakura / マーティン・フォーゲル
水とワイン / エグベルト・ジスモンチ(M.フォーゲル編曲)
ベンガ・ビート / ゲイリー・ライアン

<プロフィール>
マーティン・フォーゲル(Martin Fogel)
スウェーデン出身の最も優れたギタリストの一人であり、その芸術性はスウェーデン、イギリス、日本の報道で高く評価されている。「スウェーデンの天才」(CDJournal、日本)、「あふれる魅力」(Classical Music、イギリス)、「純粋な魔法」(Classical GuitarMagazine、イギリス)などと評された。彼は武満徹のギター音楽の第一人者であり、武満の家族も出席した「武満徹全集ソロ作品アルバム」の東京リリースコンサートにも参加。
また、ロンドンの王立音楽院で特別栄誉賞を授与される。ロンドンの王立音楽アカデミーとヨーテボリ音楽院を卒業し、スウェーデン王立音楽アカデミー奨学金、東京国際ギターコンクール、フィンランドの武満徹コンクールなど、いくつもの国内外の主要なコンクールで入賞を果たす。ストックホルムコンサートホールやスウェーデン全土の音楽祭で演奏し、ロンドンのクイーン・エリザベス・ホールでも演奏した。また、東京文化会館リサイタルホールなど、日本全国のさまざまな会場で演奏し、フィンランドのトゥルク交響楽団とともに武満徹やジュリアーニのギターコンチェルトを演奏した。また、スウェーデン、リドシェーピング音楽祭の芸術監督も務めて
おり、今年で22年目となる。イギリス、ロンドン在住。現在トリニティ・レーバン音楽大学でギター講師を務める。
これまでに3枚のアルバムをリリース。高い評価を受けたデビュー作「SHENANDOAH」、フルートとの2重奏でフランス印象派の作品を集めた「Image」、そして武満徹のソロ作品集「Equinox」でいずれも彼の端正かつ深い音楽性が現れた好盤として知られている。