フィガロ(FIGARO)は神戸市で国産にこだわり、クラシックギター、フラメンコギター用の弦を製作しているメーカー。
※現在メーカー側の事情で販売を一時中断しています。
1,2弦はナイロン製。3弦はフロロカーボン弦なので比重が高いため細身。
サウンド
1弦、2弦はナイロン製。少し音が出やすいように工夫を凝らしており、演奏時の苦労を軽減する事が期待されている。3弦はフロロカーボン製。弦特有のキンキンした音を排し、4弦から3弦の音のつながり、3弦から2弦への音のつながりがスムーズになるよう調整されている。フィガロの低音弦と合うのは勿論のこと、他社の低音弦とも相性が良い非常に優等生タイプの弦。
張力(kg) | 直径(mm) | |
1弦 | 7.92 | 0.73 |
2弦 | 5.82 | 0.83 |
3弦 | 5.35 | 0.76 |
フィガロコアにフロロカーボンを巻いた巻き線タイプの高音弦。
サウンド
ハッキリとした輪郭、芯のある音を目指して作成した3弦。世にある多くの3弦の場合、低音4,5,6弦から高音1,2弦への音のつながり時に不連続感のあるものが多いが、SAETA3弦は低音弦から高音弦への音の繋がりがスムーズ。特にフラメンコギターにおすすめ。※巻き線タイプの弦のため弦の端を切断してしまうと使用できなくなるので注意が必要。
張力(kg) | 直径(mm) | |
3弦 |
4,5弦がロー、6弦がミディアムテンション。6弦だけ一つ高いテンションを充てているのは、下げチューニング時にビリつきを出づらくするため。
サウンド
青色はフィガロ弦のスタンダード。音に芯と温かみがあり、クラシックギター、フラメンコギターどちらとも相性が良い。コーティングを施した芯線フィガロコアAに、巻線はフォスファーブロンズを使用。
セット内容は、4,5弦がロー、6弦がミディアムテンション。6弦だけ一つ高いテンションを充てているのは、下げチューニング時にビリつきを出づらくするため。
張力(kg) | 直径(mm) | |
4弦(ロー) | 7.3 | 0.74 |
5弦(ロー) | 5.5 | 0.89 |
6弦(ミディアム) | 5.6 | 1.06 |
計 | 18.40 |
4,5弦がミディアムテンション。6弦がハイテンション。6弦だけ一つ高いテンションを充てているのは、下げチューニング時にビリつきを出づらくするためです。
サウンド
レッドは、ブルーやイエローに比べ現代的な音の構成になっている。明るめでサステインが長く、軽さと野蛮にならない程度のシャリ感があり、音の飛びの良さはフィガロ弦の中で一番。ダブルトップギター等、新世代のギターに合うとのコメントもあり。コーティング芯線フィガロコアBに巻線はフォスファーブロンズを使用。
張力(kg) | 直径(mm) | |
4弦(ミディアム) | 6.2 | |
5弦(ミディアム) | 5.9 | |
6弦(ハイ) | 6.0 | |
計 | 18.1 |
4、5弦がミディアムテンション。6弦がハイテンション。6弦だけ一つ高いテンションを充てているのは、下げチューニング時にビリつきを出づらくするため。
サウンド
温かみがあり、少しマットながらも粘りのある音。大会場ではなくご自身のために室内で弾くときにお勧め。音の飛びが良すぎるギターに使用して音質を調整する事も可能。コーティング芯線フィガロコアAに巻線はカッパーニッケルを使用。
張力(kg) | 直径(mm) | |
4弦(ミディアム) | 8.5 | 0.79 |
5弦(ミディアム) | 5.9 | 0.90 |
6弦(ハイ) | 5.6 | 1.10 |
計 | 20.0 |
フィガロレッドの音の伸びやかさと軽快感はそのままに、素材を抜本的に見直すことにより物理的強度を大幅に向上させた。
サウンド
2022年発売のフィガロレッドプラスは従来のフィガロレッドの発展型。フィガロレッドの音の伸びやかさと軽快感はそのままに、素材を抜本的に見直すことにより物理的強度を大幅に向上させた。
張力(kg) | 直径(mm) | |
4弦(ミディアム) | 7.47 | 0.78 |
5弦(ミディアム) | 6.75 | 0.91 |
6弦(ミディアム) | 6.35 | 1.10 |
計 | 20.57 |