HOMEエッセイguitarra-espanola > ギター製作の伝統と現在 : ギターカタログ【LAS GUITARRAS】のご案内
ギター製作の伝統と現在 : ギターカタログ【LAS GUITARRAS】のご案内

ギターカタログ【LAS GUITARRAS】のご案内

巻頭エッセイ

異文化をしなやかに受け入れてきたスペインと親和性のある日本。
その地で伝統を引き継ぐ製作家、モデル、そして名工の紹介
日本にギター文化が根付くまでの変遷が俯瞰できる
ギターカタログ【LAS GUITARRAS】を
ご希望のかたに無料進呈いたします。

このパンフレットの巻頭を飾るエッセイは次の様に始まります。

私たち日本人の、樹木を愛し敬う心は古来より変わらずいまも深い。
木を理解し、加工し、利用する能力にも長け、他の国にはない独特の文化を形成するほどの熟練と洗練とを伝統として根付かせてきました。
そのため、木への愛着が深い日本人の手による他分野の工芸品の工法やデザインと、一見全く影響や関係が無さそうなギター製作の世界とが、時に似ている様に見えるのは不思議なことではありません。

次に続く[スパニッシュギターの起源]の小見出し部分は次の様に始まります。
クラシックギターという楽器における「伝統」とは何でしょうか。
撥弦楽器としてのその歴史は遠く古の世にまで遡らなくてはなりませんが、ことスパニッシュギターと巷で呼ばれる楽器は19 世紀初めスペインに生まれたアントニオ・デ・トーレスのギターに端を発しています。彼によって、現在にまで至るクラシックギターの完璧な原型が初めて提示され、彼が亡くなった後も、製作史のみならずギター演奏の歴史さえも巻き込んで主要な潮流を形成して行くことになるのです。そうした意味で、我々はギター界におけるストラディヴァリウスと位置付けられるトーレスから始まるこの系譜を、クラシックギターの伝統と呼ぶことができると言えます。
==以下 略==

またウェブ上で閲覧ご希望の場合は下記のバナーボタンをクリックしてご覧ください。

>> ギター文化を創った巨匠たち~歴史的名工の肖像~


guitarra-espanola+guitarra-espanola+エッセイ+yomimono+