2022年に逝去したアントニオ・ラジャ・パルド氏の子息、アントニオ.ラジャ・フェレールの楽器はアウラでも以前にも多く取り扱い、師であり父でもあるアントニオ・ラジャ・パルド同様高い評価を得て来ました。
母方の祖父はヤマハの手工ギターの製作をしたエドアルド・フェレールにあたり、グラナダ派の製作家系譜に欠かせない存在として注目されている、その彼の楽器が今回久しぶりに入荷します。
上記画像は完成間近の楽器の様子です。
参考までに10年前に来日した折に開催したギタークリニックと歓迎演奏会の模様の再掲いたします。
スペイン~グラナダとギターの魅力~
2013年9月15日に開催致しましたラジャ・フェレール来日イベントの当日の様子を写真でお伝えしたいと思います。午前中の天候の悪さとは打って変わり午後からは、快晴となり多くのお客様にご参加頂きました。心より御礼申し上げます。
また、ラジャ・フェーレール夫妻もユーザーとの対話を非常に喜んでおりました。
イベント前に、ラジャユーザーの皆様が早めにご来店。久しぶりに再会する楽器を手に取るフェレール氏
真剣なまなざしで
作られてから数年たった楽器に変化がないか入念なチェック、この日5台の楽器との対面をはたした。
そして、会は始まり、筧優氏による素晴らしい歓迎演奏 30分間の心地よい時間が流れた。
小休憩を挟み、座談会。 アントニオ・マリンの薫陶を受けた気鋭の製作家禰寝碧海氏とベテラン田邊雅啓氏を交えて
様々な話題で会は進んでいった。父の話 製作の話、 グラナダの話、製作家としての話
座談会終了後、サインに応じるフェレール氏。疲れているはずだが、終始にこやかに。彼の人柄がにじみ出ていた。
今回入荷した新作 父ラジャ・パルド作アウラオリジナルトーレスモデル
出演者記念撮影。少ない枚数では御座いますが、お楽しみ頂けたでしょうか。
今後も、ユーザーと製作者の架け橋として、お喜び頂けるイベントをしていきたいと思います。