ギター製作家が推薦する、あると便利なちょっとした手道具と小物に続き、個人でギター製作をしている方や、ご自分でギター調整をや楽器の状態を維持してみたいと思っている方からお問合せの多い、ナットの作成法動画を田邊 雅啓氏の協力の下作成、この度公開する運びになりました。
また、この動画で使用している田邊雅啓監修ナット・サドル作成用ヤスリセット販売中!
ダイヤモンドヤスリ以外は工房で日頃愛用しているものと同様の仕様で今回特別に製作したものです。

ナットが入るギター本体の溝の確認・調整~ナット素材の確認・調整~ギター本体とナットとの合わせ方(ペーパー台を使って平面を出す)
ギター本体と合わせたナットの、幅の決め方 (ペーパー台を使って指板幅に合わせる)
ギター本体と合わせたナットの、高さと角度の決め方(ペーパー台を使って)
ナット弦溝の決め方・削り方~42.5から42.0へ~ 墨付けから削り始めまで
ナット弦溝の精密ヤスリでの削り方〜ナット表面の面取りの始め方
ナット表面の面取りの仕上げ方〜ナット溝の高さの確認方法 (目視とフィーラ―ゲ―ジの使い方)
ナットの最終仕上げ(微調整)

ナット・サドル作成用ヤスリセット

田邊雅啓監修ナット・サドル作成ヤスリセット販売中!

セット内容は、以下の通りです。

①空研ぎペーパー台 180番(両面)
②空研ぎペーパー台 320番、600番
③空研ぎペーパースティック 180番(両面)
④ダイヤモンドヤスリx2(φ1.0mmとφ1.2mm各1本、ダイヤ粒度各240)

ダイヤモンドヤスリ以外は、田邊が工房で日頃愛用しているものと同様の仕様で今回特別に製作したものです。

*空研ぎペーパーを平面性のある合板に貼ったものです。
中でも180番は、非常に研磨性、摩耗性に優れたペーパーで、牛骨・象牙の平面を維持しながらの厚み落としに有効です。