桜井・河野 2020年製が入荷しました。

〔楽器情報〕
2020年製作、モデル「マエストロ K 0121 A」。弦長は640mmに設定されています。

減衰を感じさせないふくよかな低音の鳴りが特徴で、音量も豊か、迫力ある響きを備えた一本です。レスポンスも非常に速く、このブランドならではのバランスに優れた音響設計が存分に活かされています。表面板の力木構造は、細部まで緻密に設計された左右非対称構造となっており、高音側と低音側で微妙に異なる配置が施されています。世界的に見ても類例の少ない、このブランド独自のシステムが見事に機能しています。

カシュー塗装仕上げで、糸巻きにはゴトー製を装着。ネックは真っ直ぐで演奏性は良好、フレットの摩耗もほとんど見られません。弦高は1弦2.5mm、6弦3.5mmに調整されており、ネック形状は標準的です。弦の張りはやや硬めの設定ながら、全体として演奏性は良好に保たれています。

製作から約4年が経過しており、通常使用による細かな傷は見られますが、使用感はあるものの外観を大きく損なうものではありません。表面板サウンドホール付近にごくわずかな弾き傷、ボトム部駒付近およびトップ部高音弦側に打痕が確認できますが、塗装の変性はなく全体として良好なコンディションです。割れ等の修理履歴はありません。黒色のハードケースが付属します。