スタッフ紹介

20歳の時、少年の頃より音楽と工作に興味を持っていた特技を生かしクラシックギターの製作を志す。大学卒業と同時に石井栄氏に製作を師事。氏の工房にて自作品を製作。その後2001年に渡欧し、各地の弦楽器工房を訪問すると共に、スペインのシグエンサに於てJ・L・ロマニリョスに師事。そこで伝統的なスパニッシュギターの工法に触れ、新たなる活路を見出して栃木県足利市に独立して工房を構える。現在はアウラにてリペアメンテナンスをしながら、名器の研究を重ね、理想の楽器を、音色を追求しています。

1981年生まれ。東京造形大学在学中に独学でギター製作。卒業後大手楽器店の修理部門で10年以上従事、そこで多くの国内外の名器を実地に研究する機会を得る。在職中に尾野薫を紹介され、2010年より尾野氏の工房にて直接指導を受けるようになり独立。年間6～8本程のペースで極めて上質なギターを製作。トーレス、D・エステソ、M・バルベロ1世モデル等のスペインの伝統工法に立脚した彼の楽器はスパニッシュギターの味わいと響きが素直に体現されており、多くのジャンルのユーザーに愛されるブランドとなっています。

1986年生まれ。ギター製作を行っている父、禰寝孝次郎氏の影響下、幼少より音楽と工作に興味を持ち、2009年自由学園を卒業後にギター製作に進む。2012年9月には長期間グラナダに滞在し、父の師匠でもあるアントニオ・マリンに師事。海外でも高い評価を得ており、2017年にはグラナダの国際ギターフェスティバルの製作コンクールで入賞。オリジナルモデル、R・ブーシェモデル、D・フレドリッシュモデルなどがあり、それぞれが個性的な特徴を備え将来を嘱望されている若手製作家の一人です。

1980年、東京府中市生まれ。茶位幸信氏が校長を努めるギター製作専門学校を卒業後、19歳の時、河野ギター製作所に入社。桜井正毅氏の下でクラシックギター製作の基礎を学ぶ。
2013年に退社後直ぐ、渡西しスペイン各地の工房を訪ねて研究を重ねる。帰国後は禰寝孝次郎、尾野薫両氏からもアドバイスを受け、満を持して自身のラベルによる製作を開始。一環したスペインギターの真髄に迫ろうとする真摯な姿勢で製作するハウザーモデルやロマニリョスモデルは国内外での評価も更に高まりを見せている若手の一人です。

1968年生まれ。学生時代からギターに興味を持ちバンドを結成する等の傍ら楽器自体にも次第に興味を覚え、1993年に当時新潟県にあった「新堀芸術学院・ギター製作科」に入学。卒業後、研究生をへて同校のギター製作チームに所属。スタッフとして製作を担当する。2008年には代々続く老舗工務店内に自らのギター工房を構えて独立してギター製作や修理を行う。日本を代表するスペイン伝統工法の製作家であるA.ネジメ氏や尾野薫氏に伝統工法を学び、現在はアウラにてリペアメンテナンスをしながら製作に励んでいる。