若きベテラン清水優一
2019年11月入荷予定の清水優一作 ロマニリョスモデルの制作レポート掲載致します。
ロマニリョスから受け継いだスペイン伝統工法で作られた価値ある作品です。
今回は、自身初となるハウザーモデルも入荷予定!
表板の力木を接着しているところです、この後力木を削り棹と接着します
表板と棹を接着しました、この後横板にライニングを接着します
横板にライニングを接着しました、この後ペオネスを使い表板と横板を接着していきます
ペオネスを使い表板と横板を接着しました、この後裏板に力木を接着します
裏板の接ぎ部分の補強材を掻き取り力木を貼っていきます
力木を接着し、形を整えました、この後裏板を表板と横板が接着された状態の物に貼り、タイコにします。
裏板を貼りタイコになりました、この後裏板の出っ張った部分を削り取り縁巻きを巻いていきます
縁巻きをアイロンを使いボディーの形に合わせて曲げました、この後これを巻いていきます
縁巻きを巻き、エンド部分の飾りを入れました
指板を整形し接着しました、この後駒を作り接着します
駒を接着しました、このあと指板の厚みを削り、フレットを入れます
フレットを入れたところです、この後ヘッドの形を作って行きます。
セラックで塗装をしている所です、タンポを使って手作業で塗りと磨きを繰り返しながら仕上げていきます。
塗装が終わったらしばらく乾かしナットサドルを取り付け弦を張って完成です。
2019年入荷予定のハウザーモデル
同じく11月入荷予定のロマニリョスモデル
今回ハウザーモデルはセゴビアが使用していた37年の物を、ロマニリョスモデルは表板の3本の横木にトンネルがある2000年頃の物をイメージして作りました。