2007年秋以来となるアマリア・ラミレスとラミレスV世の来日。今回も荒井貿易のご協力を得て特別企画のイベントを開催致しました。当日は多くのお客様にご来店頂き、イベントも大盛況の内に終了の運びとなりました。ご来店頂きましたお客様にはこの場をお借りし厚く御礼申し上げます。
《 プログラム 》
1. 大聖堂(A. バリオス)
2. アルハンブラの想い出(F. タレガ)
3. ワルツ「二人の姉妹」(F. タレガ)
4. さくらの主題による変奏曲(横尾幸弘編)
5. アストゥリアス(I. アルベニス)
使用楽器は東隆幸氏所有の1997年製のラミレスIV世。ラミレスの魅力をたっぷりと聴かせたその演奏にアマリア・ラミレス ラミレスV世をはじめ、ご参加頂いたお客様からもご高評頂きました。 アンコール曲は、展示しているセゴビアが愛奏したホセ・ラミレスⅢ世1967年とホセ・ラミレスⅢ世1985年で演奏され、鳴りやまない拍手の中、歓迎演奏会は終了しました。
その後、場所を移動しアマリア・ラミレス女史によるラミレスギターの歩みと歴史、ラミレスV世によるロゼッタ作成のデモンストレーションを行いました。また映像によるアマリア自身のギター製作から完成までの記録を上映した後、ご参加頂いたお客様からの質疑応答、楽器メンテナンスとサイン会も開催され、皆様にはご満足頂けたのではないかと思います。
クラシックギター界に大きな足跡を残し、今なお多大なる影響を与えている『ホセ・ラミレス』。
その魅力を間近で体験出来る貴重なイベントとなりました。
ギターショップアウラでは今後もこの様な素晴らしいギターと音楽を身近に感じて頂ける様、色々な形で皆様に配信して行きたいと考えております。
次回 10月17日(木)にはギター製作家のビセンテ・カリージョ氏とデュオ・アルハンブラによるバンドゥーリアとギターのミニコンサートを予定しております。
こちらも入場無料の催しですのでお時間御座いましたら是非足をお運び下さい。