フランス、パリのアート系出版社が季刊発行しているヴィジュアル&インタビューマガジン「Orfeo」（No.16～20）が再入荷しました。
撥弦楽器の歴史をギュッと凝縮した特集からウィーンギター、カナダ、北欧そしてメキシコまでその縦横な自由さには驚かされるばかり。日本ではまだ知られていない個性的で才能豊かな製作家達の姿は 本当に魅力的。彼らの製作哲学に触れる事の出来るアルベルト氏の簡にして要を得たインタヴューはいつもながら読み応えあり満点。
エディター兼カメラマンのAlberto Martinez氏が撮影した写真は今回も素晴らしく、製作家とその工房、彼ら彼女らが暮らす土地の空気までも見事に捉えています。弊社にて取り扱い好評だった「ペール・ハルグレン」氏も掲載されています。読み応え満点の1冊となっています。
＜目次＞
No.16 The cordophones 弦鳴楽器の歴史概要
・ギターの歴史
・世界の撥弦楽器
・アフリカ～言葉と弦
・アメリカ大陸～バロックギターからエレキギターまで
・アジア～多様性の大地
・ヨーロッパ～ポリフォニーの発明
・中東～ウードの王国
No.17 Austria オーストリア ウィーンそして現在
・シュタウファーとウィーン
・トビアス・ブラウン
・ルーカス・ギーフィング
・マティアス・ティルツァー
・ダニエル・ズカリ
No.18 Quebec カナダのクラシックギター
・ヨシア・デ・ヨンヘ
・ルネ・ウィルヘルミー
・ウーグ・ルフォール
・ジャン・ロンプル
・ローラン・サン=ジャック
・ケベック派の製作家たち
No.19 Scandinavia スカンジナビア半島の製作家たち
・ケネス・ブローガー
・トマス・フレッドホルム
・ペール・ハルグレン
・イングバル・トマセン
・レオナルド・ミシュラン・サロモン
・アエギル・ハウグランド
No.20 Mexico 楽器の街～パラチョ
・アベル・ガルシア
・フルクトゥオソ・サラパ
・ダニエル・カロ
・カルロス・ピーニャ
・ダヴィッド・ルビオ