
栗山大輔 2025年製 が入荷しました。
[楽器情報]
栗山大輔製作によるハウザー1世モデル 90号、2025年新作の入荷です。
本作はいわゆる1937年製セゴビアモデルではなく、それに先立つ1929年に製作されたハウザー1世のギターに準拠して作られたもの。1924年にアンドレス・セゴビアによるスパニッシュギターの洗礼を受け、彼の所有するマヌエル・ラミレスのギター(実際に製作したのはサントス・エルナンデス)をサンプルに、ハウザーはスパニッシュスタイルによるドイツギターの創案に着手します。そして1937年に「セゴビアモデル」にてその絶嶺に達しますが、そこに至るまでには試作品の域をはるかに超えた名品を多く残しています。栗山氏がここで取り上げた1929年モデルは、あの印象深い1928年製リョベートモデルの後、そしてプレセゴビアモデルともいえる素晴らしい1931年製モデルとの間に位置する、ハウザー自身の探求と生産のバランスが強い緊張感を持っていた時期の名品。栗山氏は当モデルの製作に際し、オリジナルの実物を仔細に検分し、その形と音響とをしっかりと一つのアイデンティティの中に着地させています。
まずはその外観、表面板にアントニオ・デ・トーレスの影響を如実に感じさせるLarge rosetteがなんとも印象的。そしてマヌエル・ラミレス的意匠のヘッドデザイン、これらがやや小振りなシェイプのボディのなかでそれぞれアクセントとなり、ハウザーモデルとしての洗練を経て、個性的かつ上品な佇まいのなかに統一されています。
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